京都神社仏閣観光案内

古都京都は日本美術のミュージアム

平安神宮の境内図・境内地図(マップ)

《平安神宮の境内案内図・境内マップ(応天門、外拝殿、内拝殿、廻廊、本殿、白虎楼、蒼龍楼、日本最古の電車、南神苑、西神苑、中神苑、東神苑、貴賓館、泰平閣(橋殿)、白虎池、蒼龍池、栖鳳池、トイレなどを記載)》

平安神宮の大極殿と蒼龍楼と白虎楼

平安神宮へいあんじんぐう

日本庭園の典型として名高い

【拝観所要時間】:神苑もゆっくり散策して約1時間半(応天門と拝殿と本殿の参拝のみ15分程度)

平安京は794年から東京遷都の1869年、明治2年まで続き、日本の歴史のなかで最も長く続いた都であった。

天皇が東京に移ると京都は衰退をはじめる。京都再興の一つが内国勧業博覧会ないこくかんぎょうはくらんかいでの平安神宮の建設であり、建設途中で桓武天皇かんむてんのうを祀ることとなる平安神宮の建設である。1895年、明治28年に創建。宇治の平等院鳳凰堂びょうどういんほうおうどうがモデルとして選ばれた。鳳凰堂は日本固有の建築様式で格調高い。設計は豊国廟ほうこくびょう西本願寺にしほんがんじ伝道院、東京の築地本願寺などを手掛けている伊東忠太いとうちゅうたである。

建築当初はあくまで博覧会用のモニュメントであり、予算の関係から8分の5サイズでの大極殿だいごくでん(平安京の政庁)のコピーであった。8分の5サイズとはいえ正面の端から端まで33.3mの長さを誇る巨大さ。建設途中に桓武天皇を祀るため本殿を建築するなど設計を変更。そのため蒼龍楼そうりゅうろう白虎楼びゃっころうの二重五塔の入母屋造の屋根が付属する神社建築としてはめずらしい様式。

《上の写真は中央の大極殿と右側は蒼龍楼、左側は白虎楼》

平安神宮の大鳥居と慶流橋

平安神宮の大鳥居

三条通さんじょうどおりから岡崎公園を横断する神宮道じんぐうみちに入ると巨大な鳥居が建立している。高さは24mあり、柱の直径は約3mもある。国の登録有形文化財に指定されている

この大鳥居を通り抜けると、正面には応天門おうてんもん。境内に入れば広々とした敷地の先に大極殿、東に蒼龍楼と西に白虎楼が付属する。朱色の柱と屋根瓦のコントラストが美しい。

毎年10月22日に行われる時代祭じだいまつりは、京都三大祭りに数えられ、創建当時から続く祭礼である。他に上賀茂神社かみがもじんじゃ下鴨神社しもがもじんじゃ葵祭あおいまつり八坂神社やさかじんじゃの祇園祭である。

《上の写真は神宮道と岡崎疎水おかざきそすい(桜の名所)に掛かる慶流橋けいりゅうばしと大鳥居。左奥は京都近代美術館》

平安神宮の東神苑の栖鳳池と尚美館(貴賓館)と橋殿

平安神宮神苑の作庭は小川治兵衛おがわじへい

社殿裏の日本式庭園は約30000㎡という広大な池泉回遊式ちせんかいゆうしき庭園で東、中、西、南の四つに分かれ東山を借景しゃっけいとしている。神苑には約250本の桜が植えられており桜の名所としても有名。境内がピンク色に染まる景色は圧巻。

国の名勝に指定されており、七代目小川治兵衛が20年以上を掛け造園。明治期を代表する近代日本庭園である。同じく小川治兵衛が作庭した無鄰菴むりんあんも合わせて尋ねてはいかがだろうか。

《上の写真は東神苑の栖鳳池せいほういけ。仙洞御所から移築された気品ある尚美館しょうびかん(貴賓館)と泰平閣たいへいかく橋殿はしどの)が佇む》

平安神宮の中根金作作庭「南神苑」

平安神宮の南神苑は中根金作なかねきんさくによる作庭

神苑へ入るとそこは南神苑と呼ばれるエリアである。「昭和の小堀遠州こぼりえんしゅう」と言われる中根金作が作庭したエリアである。平安時代の庭園様式を模した風情ある京都らしい宮廷庭園。

南神苑の奥には日本最古の電車が保存されており貴重。

《上の写真は南神苑エリア。八重紅枝垂桜が有名。》

平安神宮の神苑の飛石

《上の写真は中神苑(蒼龍池そうりゅういけ)の飛石(臥龍橋がりゅうきょう)は小川治兵衛の特徴を現している》

最寄り駅から平安神宮へのアクセスマップと周辺の神社仏閣の案内地図

《最寄り駅「東山駅」「神宮丸太町駅」~平安神宮へのアクセスマップと平安神宮周辺の案内地図》

平安神宮の拝観情報

所在地・電話

  • 〒606-8341 京都府京都市左京区岡崎西天王町
  • 075-761-0221

拝観時間

  • 3月1日~3月14日 8:30~17:00 3月15日~9月30日 8:30~17:30
  • 10月1日~10月31日 8:30~17:00 11月1日~2月末日 8:30~16:30
  • 10月22日のみ時代祭の為 9:30~11:30

拝観料

  • 平安神宮神苑拝観 大人600円 小人300円

最寄り駅・交通アクセス・駐車場

  • 京都市営地下鉄東西線「東山駅」から徒歩約10分 京阪鴨東線「三条駅」または「神宮丸太町駅」から徒歩約15分
  • 京都市営岡崎公園駐車場や京都市勧業館駐車場など

ライトアップ

  • 春の紅しだれコンサートの4日間、ライトアップ開催。18:00~
  • 神苑の桜がライトアップ、東神苑では雅楽の演奏とのコラボレーション

桜と紅葉の見頃

  • 【桜】3月下旬~4月中旬。20種類、約250本の桜が咲き誇る。150本のシダレザクラは圧巻。桜の名所
  • 【紅葉】11月中旬~12月上旬。約50本のイロハモミジ等が神苑を彩る

杜若・睡蓮・花菖蒲・萩の見頃

  • 杜若:5月上旬~5月下旬
  • 睡蓮:5月~9月
  • 花菖蒲:6月上旬~6月下旬。西神苑の白虎池に2000株
  • 萩:9月中旬

平安神宮周辺のおすすめスポット

金戒光明寺

金戒光明寺

会津藩ゆかりの寺院

浄土宗の大本山。1157年、法然がこの地に念仏道場を建てたのが始まり。「黒谷さん」の愛称で京都人から呼ばれ親しまれており、会津藩ゆかりの寺院である。山門は1860年の再建で、楼閣の勅額に「浄土真宗最初門」とあり、法然による焦浄土宗の発祥の地という意味である。金戒光明寺は浄土宗四ケ本山の…

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真如堂の参道と三重塔

真如堂

京都を代表する参道の美しさ

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無鄰菴の庭園

無鄰菴

日本近代庭園の代表作

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京都を訪れる人々へ

千年あまり都であった京都の歴史はとにかく深い。国宝や重要文化財などの寺院建築や美術品が数多く、これほど魅力ある街は他にない。ここには1200年もの長きにわたる歴史や文化が凝縮されている。誰もが知っている観光寺院でも一度ならず二度三度と尋ねて頂きたい。毎回新たな発見と感動を、そして心安らぐ京都の情景を楽しんでいただきたい。

私達について

私達が訪れたことのある京都の主な神社仏閣や観光名所、近代建築などを紹介しています。京都にはまだまだ多数の名刹・古刹などがあり、私自身もまだまだ訪れていない神社仏閣が数多く、これからも精力的に訪れたいと思っております。より多くの皆様に神社仏閣、または古都京都という都市そのものに興味をもっていただき、京都観光の架け橋になれば幸いです。

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