京都神社仏閣観光案内

古都京都は日本美術のミュージアム

豊国神社の鳥居と参道と唐門

豊国神社とよくにじんじゃ

豊臣秀吉を祭神として祀る

豊臣秀吉と正室北政所きたのまんどころを祀る神社である。当時は壮大な社殿と広大な社域を誇ったが、徳川家康よる大阪冬の陣によって豊臣滅亡後に取り壊された。

現在の社殿は明治政府によって再建されたものである。参道の正面、拝殿はいでん前の唐門からもんは伏見城の遺構である。伏見城の城門から二条城にじょうじょうに移築、さらに南禅寺なんぜんじの塔頭である金地院こんちいんに移され、そしてここ豊国神社に移築された。

豊臣秀吉ゆかりの貴重な品々を多数所有する神社である。豊国神社の周辺は豊臣秀吉公が眠る豊国廟ほうこくびょう、秀吉の子の鶴丸の菩提を弔う為に建立された祥雲寺しょううんじを引き継ぐ智積院ちしゃくいん三十三間堂さんじゅうさんげんどうの太閤壁と南大門、豊臣家滅亡のきっかけとなった方広寺ほうこうじ梵鐘ぼんしょう、かつて奈良の東大寺の大仏を凌ぐ大きさの大仏が存在した大仏殿跡や耳塚など豊臣秀吉にゆかりが深いエリアである。

《上の写真は正面通から眺める鳥居と唐門》

豊国神社の唐門

豊国神社の唐門は絢爛豪華

豊国神社の唐門は桃山建築で絢爛豪華、彩り鮮やかな四脚門しきゃくもん。国宝である。総欅造りそうけやきづくりで彫刻は左甚五郎ひだりじんごろう作、神秘的な雰囲気を醸し出し見事の一言に尽きる。

建設当時は彫刻は極彩色、金箔でより一層装飾され秀吉好みの桃山建築様式の派手さが際立っていたようだ。二条城の唐門は伏見城からの移築。当時の色彩が復元されており、絢爛豪華で彩色豊かな桃山文化を見ることができる。

西本願寺の唐門、大徳寺の唐門、豊国神社の唐門を合わせて「国宝の桃山三唐門」という。唐門前の左右に配置されている慶長灯篭は創建当時、全国有名武将が寄進した石灯篭もので貴重。豊国神社は豊臣秀吉にちなんだ瓢箪ひょうたんの絵馬がユーモラス。

《上の写真は社務所側から眺める唐門》

豊国神社の石垣<

豊国神社の石垣は旧方広寺の遺構

今現在、豊国神社が建つこの場所は旧方広寺の大仏殿が建っていたといわれる場所である。豊国神社とその隣の方広寺の門前の石垣は史跡に指定されており、中には2mを超える巨石がある。

当時の方広寺がいかに巨大で広大、想像を絶する驚異の木造建築物がここに建設されていたのか、巨大な石垣には確かにその歴史が刻まれており、いにしえの面影から思いを巡らせずにはいられない。

《上の写真は京都国立博物館側の石垣》

豊国神社へのアクセスマップと周辺地図

《七条駅・バス停~豊国神社へのアクセス・周辺案内図》

豊国神社の拝観情報

所在地・電話

  • 〒605-0931 京都市東山区大和大路正面茶屋町530
  • 075-561-3802

交通アクセス・駐車場

  • 京阪電車「七条駅」から徒歩約10分 市バス「博物館三十三間堂前」下車徒歩約5分 京阪「清水五条駅」から徒歩25分 市バス「清水道」下車徒歩10分 京阪バス五条坂から徒歩10分
  • 駐車場15台分無料

拝観時間

  • 終日・境内自由
  • 宝物館 9:00~17:00 受付は16:30まで

拝観料

  • 境内無料
  • 宝物館 大人300円 大学生200円 高校生200円 小中学生100円

桜の見頃

  • 【桜】3月中旬~4月上旬。ソメイヨシノ、蜂須賀桜(唐門手前の左側)
  • 唐門前の蜂須賀桜は3月中旬~下旬が見頃。秀吉公に仕えていた徳島藩の蜂須賀家が由来

豊臣秀吉関連情報

西本願寺の唐門

西本願寺【世界文化遺産】

絢爛豪華な唐門

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高台寺

高台寺

ねねの寺と桃山文化

東山連峰の霊山の山麓に建つ高台寺。豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が秀吉の菩堤を弔う為に1606年に創建。正式には高台聖寿禅寺という。徳川家康は政治的配慮から造営を援助し95000坪の寺地を誇る壮大な寺院だったが、明治政府の上知令によって削られ今現在は15000坪である。禅宗寺院…

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圓徳院の北書院北庭

圓徳院

北政所ねねの晩年の住処

豊臣秀吉の正室、北政所の甥である木下利房が、伏見城の北政所化粧殿をこの地に移築した事に始まり。高台寺前のねねの道を挟んで圓徳院があり、高台寺の塔頭の一つであるが当時は高台寺の山内であった。北政所の晩年の地。58歳から77歳で亡くなるまでの晩年19年間をここで過ごす。秀吉の供養に高台寺…

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京都を訪れる人々へ

千年あまり都であった京都の歴史はとにかく深い。国宝や重要文化財などの寺院建築や美術品が数多く、これほど魅力ある街は他にない。ここには1200年もの長きにわたる歴史や文化が凝縮されている。誰もが知っている観光寺院でも一度ならず二度三度と尋ねて頂きたい。毎回新たな発見と感動を、そして心安らぐ京都の情景を楽しんでいただきたい。

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